ヽ(´・肉・`)ノたんぶら

Feb 27 2010
■本当の勝者は誰か?
 三者三様の守るもの、失ったもの。大事にしたもの、捨てたもの。
 ライサチェクは勝つために、プルシェンコは跳ぶために、高橋は魅せるために、それぞれが選んだ武器を手に、彼らは戦った。
 その結果は、ライサチェク優勝、プルシェンコ2位、高橋3位。
 壮絶でスリリングだったメダル争いも、私たちは十分楽しんだ。しかし、彼らがそれぞれの価値観でフィギュアスケートを追い求める様が五輪で見られたことも、本当に素晴らしかった。
 スピードスポーツやボールゲームでは、侵しがたい勝敗がつく。しかしフィギュアスケートというスポーツにあっては、本当の勝者は誰か? 審判による順位は厳然とつけられはするが、3人やそのほかのスケーターたちの順位、優劣は、見た人それぞれが決めればいいのだと思う。
 フィギュアスケートの豪快さや、4回転ジャンプを愛する人にとっては、プルシェンコが金メダリストだろう。
 スポーツではなく、パフォーマンスやアートとしてフィギュアスケートを楽しむ人には、当然高橋が金メダリストだろう。
 もちろんあれだけソリッドな演技を見せ、スポーツにもアートにも偏りなく、トータルでプログラムを完成させたライサチェクこそ、やはりチャンピオンだという意見も多い。

 あなたにとって、ベストなフィギュアスケートとは何か?
 メダルの色とは別に、自分なりに考え、評価し、支持し、自分にとってのベストスケーターを見つけることができれば、きっとこのスポーツをもっと楽しめるはずだ。

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